単勝1.5倍のアーモンドアイが初馬券外にとんだ有馬記念レース回顧!〜なぜアーモンドアイは負けたのか?その敗因を探る〜

いつも御礼のポチっとありがとうございます!
競馬コラムランキング

単勝1.5倍のアーモンドアイが初馬券外にとんだ有馬記念レース回顧!〜なぜアーモンドアイは負けたのか?その敗因を探る〜

まず、今年の有馬記念は素晴らしいメンバーだった。


そして、非常にハイレベルな戦いだった。


馬券に関しては、過去ブログに記した通り、◎本命馬アーモンドアイ、◯対抗リスグラシュー、★3番手評価サートゥルナーリアとしていた。

詳細は以下のブログへ。
【有馬記念の印大公開!】→https://omorokeiba.net/543.html

今回はアーモンドアイを軸にしたリスグラシューとのワイド1点勝負にした。

ワイド1点80000円勝負!!


普通は「複勝」や「ワイド2点」だが、夢の宝くじじゃないけど、ワイド1点で勝負したいなという気持ちが出てきたからそうした。


結果はアーモンドアイがとんで外れ。


秋のG1も、10戦9勝中と絶好調だったが、この負けで11戦9勝となった。


競馬に絶対はないということが改めて分かった。


だが、馬券は外れても後悔はない。


自分の予想のどこかが良くなかった結果だ。


だから、予想に改善の余地があると感じる。


もちろん、◯対抗リスグラシューと★3番手評価サートゥルナーリアは馬券内だったから、大筋は良いと思うが。


だが、アーモンドアイの馬券外は予想しにくかった。というか、安田記念のように不利を受けて3着はあるかなとは想定していた。


ブログにもそのようなことを書いていたはず。
https://omorokeiba.net/543.html

だが、結果は馬券外。

じゃあ、なぜアーモンドアイがとんだのか?


その秘密を考察していこうと思う。

明確な敗因は2点ある。


1つ目の敗因は「ルメールの外回し」。


2つ目の敗因は「アーモンドアイの勘違い」だ。

順に見ていこう。


まず、1つ目の「ルメールの外回し」だが、これは「ルメールの過剰な自信が慢心さを生み出したことによるもの」と思う。


アーモンドアイはこれまでG1を6勝している日本最強馬だ。


そして、ドバイも勝ち、香港は回避したが、香港に出ていたら勝ったウインブライトも余裕で差し切っていたと思う。


それだけの実力馬。


だから、正直「敵なし」状態だったのは間違いない。


もちろん、ブログで指摘している通り、適正距離は1600〜2000mだ。


だから、今回の有馬記念の2500mは正直長い。


だが、ルメールは「ジャパンCも勝っているし問題ない」と内心思っていたはず。


だから、「外回し」をしても「スタミナ持つし、差し切れるだろう」とルメールは自信を持って乗ったはずだ。


そのため、写真にあるように内に入れるところもあったのに、「内に入らなかった」のだと思う。

内に入らないルメール(過剰な自信の表れ)


これは、「自信の表れ」としか言いようがない。


終始外回しをして追走した結果、さすがの日本最強馬のアーモンドアイでさえ苦しかった。


しかもジャパンCを勝ったときのような「高速馬場」ではない。


有馬記念の中山競馬場は「重く荒れた馬場」であった。


だから、ルメールが少しでも「大事に念には念をという思いを持って乗る」と決めていた場合は、「迷わず内の空いたスペースがあれば内に入れる」ことを選択したはずだ。


でも、今回はそうしなかった。

そう、アーモンドアイに「絶対の自信があったから」。


これが一つ目の敗因。

次は2つ目の敗因「アーモンドアイの勘違い」。


これは、ディープインパクトが菊花賞の京都外回りで起こったことと似ているのだが(とは言ってもディープは勝ったけどね)、「アーモンドアイが正面スタンドで、ゴール前だと思って『ペースを上げた』ことにより脚を使ってしまった」ことがある。


普通は、正面スタンドでは折り合いに専念し、楽に追走するだけで良いはずで、仕掛けは向こう正面の3コーナー過ぎからなのが当たり前。


だが、アーモンドアイは頭が良すぎて、

「あっ!ゴール前だ!ここはいつも本気で走って褒められるところだな!よし!ペースアップだー!」

と『勘違い』してしまった。


実際に写真を見てもらえば分かるが、「なぜここでポジションを上げる必要があるのか??」と思うだろう。

黄帽アーモンドアイは赤帽フィエールマンの後ろだったが…
アーモンドアイはあっという間にフィエールマンの前へ


私はレースを見ながら「???」とクエスチョンマークがいっぱい頭に浮かんだよ。


ここで仕掛けてどうするアーモンドアイ!と。


だが、その勘違いしてペースアップしたアーモンドアイは少なからず「脚を使ってしまった」のだ。


しかも、その後にルメールが必死に
「まだだ!抑えろ!」
となだめられ、馬の後ろに入れられ、アーモンドアイは、
「えっ?違うの?いつもここでペース上げて褒めてくれるのに…。えーどういうこと!?困惑だよ…。」と。


この時点でルメールとアーモンドアイの息が合わなくなった。


そして、「外回し」と「ペースアップ後のペースダウン」により、かなりのスタミナを消耗したアーモンドアイ。


過剰な自信が仇となり、「こんなはずでは…」と動揺と困惑のルメール。


もう、ゴール前を差し切る体力も気持ちも残っているはずがなかった。


ダービーを思い出す。


圧倒的な1番人気のサートゥルナーリアが4着に負けたあのレース。


誰もが「負けるはずはない」と。


負けても馬券内はあるだろうと。


だけど4着のサートゥルナーリアで、絶望の競馬ファン。


あのときの光景とよく似ているなと思った。

競馬で圧倒的な1番人気もとぶことを2019年の競馬では教えてもらった。


今回は「ルメールの過剰な自信によるもの」が大きい。


ちなみに、中山8レースのグッドラックハンデキャップ戦では、ボスジラ(国枝厩舎)に騎乗のルメールが「外回し」で「勝利」している。

終始外回し!だけど勝つ!これが過剰な自信を作った
外回しで勝ってしまったルメール…地獄への扉開かれる


たぶん、この勝利でルメールは自信が確信に変わったのだと思う。


ルメール「ボスジラで外回しで勝てた。アーモンドアイなら…ムフフ!ノープレブレム!ハハハ!」と。


そう、自信が確信を通り過ぎて、足下をすくわれた。


私は、9番枠を引いたので、アーモンドアイは内の良いポジションを取れると思っていた。


ブログでもそう書いていたと思う。


でも、過剰な自信に満ち溢れたルメールはそうしなかった。


だから、その時点で私の予想はズレていたのだ。


そこまで予想できなかった自分が悔しい。

◯対抗リスグラシューと★3番手評価サートゥルナーリアは的中していた。


アーモンドアイだけ予想がずれた。


今回の反省は「騎手の自信過剰を見抜けなかったこと」に尽きる。


後悔はないが反省はある。


次に生かすしかない。


ちなみに、

勝ったリスグラシューは素晴らしかった。


もちろん馬自身がものすごい本格化具合だ。


父ハーツクライの大器晩成が確変状態になったようだ。


まさに、一時期の「ジャスタウェイ」状態。


これで引退は寂しすぎるが、今後の日本界にスーパーホースを生み出してくれるだろう。


そして、リスグラシューを勝利へ導いたDレーン。


リスグラシューのために日本にきたも同然だが、本気で勝ちにきているのは分かっていた。


矢作調教師が「悔いない仕上げに」と最終追い切りはいつもは軽く単走なのに併せ馬で攻めた。


しかも、金曜日も馬場入りした。


もうメイチの中のメイチ仕上げだった。


私の中ではそれでもアーモンドアイには敵わないのではないか?接戦ではあると思うが、と。


アーモンドアイが内で脚を溜めて、勘違いもしなかったら、たぶん直線は伸びてリスグラシューと差し比べだったと思う。


でも、Dレーンは上手い。


何が上手いって、これもブログで書いていたが、「ペース判断が上手い」。 


前走の豪のレースや今回のようなハイペースなら控える競馬をするし、宝塚記念のような平均ペースなら前に行くし、その判断が的確すぎる。

1000m58.5のハイペース!こりゃ速い


だから、「上手い」というわけだ。


何となく上手いのではなく、「ペース判断を的確にできる」という点で上手いということ。


これは、「体内時計」でもあるため、誰もができるわけじゃない。


日本で1番体内時計が正確なのは「武豊騎手」と「ルメール」だ。


乱ペース濃厚なレースで力を発揮して馬の力を出し切れるのはこの2人だろう。


今回のレースでは、ハイペースと見るや、後方待機し脚を溜めるだけ溜め、直線に向くところで大外の綺麗な馬場へ持ち出してグングン末脚を伸ばすようにエスコートしたのはさすがとしか言いようがない。

ハイペースと見るや後方で脚を溜めるDレーン
ペースを上げて捲りに行くDレーン


進路を確保しようと綺麗な外の馬場へ持ち出すDレーンの光騎乗
大外に持ち出すが溜めた脚が爆発!Dレーンさすが!

進路取りも的確。


普通なら、アーモンドアイが脚を伸ばすから、そのアーモンドアイの後ろから末脚を伸ばしていくのがセオリーだとは思うが、Dレーンは迷わず「大外に持ち出している」。


これは、「外が伸びる」と思っていたのだろう。さすがはDレーン。

読みが的確だった。


ちなみに、Dレーンもルメールほどじゃないけど、「自信はあった」ようだ。


だが、Dレーンは、「したたかに、後方のインで脚を溜めるだけ溜める」とい選択ができるという点で相当にメンタルが強いと思う。


普通なら、中山のレースは「前目のポジション」が欲しいからだ。


だが、絶対的な自信があったからこそ、「安全に、念には念を入れてインで脚を溜めた」のだ。


そして、直線で爆発した末脚。


これはDレーンの腕によるもの。


ルメールのように外回しで正面スタンドで脚を使ったら、それはリスグラシューでも末脚不発になることもある。

外の馬場が綺麗で伸びる!きれいに斜めだ笑
ゴール後リスグラシューは余裕!アーモンドアイは画面切れるあたりで止まっている


だから、「自信はあっても良いが、おごらず、念には念をで、やるべきことを丁寧にやること」が大事なんだと思う。


なんか、様々な仕事やプライベートでも生きるような格言チックな感じになってしまったが、本当にそうだなと。


ピノキオじゃないが、自信という名の鼻が伸びれば伸びるほど、折れやすくなる。


鼻が伸びないように最善を尽くす意識で油断せず行動しないと足下をすくわれる。


そんな教訓が得られる2019有馬記念だった。
さて、次はホープフルステークス。


2歳は成長や過去レース不足で難しいところはあるが、2歳阪神JFも2歳朝日杯も的中しているから、ここは的中締めで2019を閉じたいと思う。


では!

いつも御礼ポチっとありがとうございます!
競馬コラムランキング

カテゴリー

最近のコメント

アーカイブ

関連記事

ホープフルステークスのペース予想から適性ある馬を判断!2019はスローペース確定!?スローに強い馬はどの馬だ??

ホープフルステークスのペース予想から適性ある馬を判断!2019はスローペース確定!?スローに強い馬

記事を読む

2019年秋のG1予想結果振り返り〜163.8%の回収率〜

2019年秋のG1予想結果振り返り〜163.8%の回収率〜 今回は2019年の秋のG1の予想

記事を読む

阪神JFは人気決着しない?リア差し切れる?ウーマンズはイン突き?クラヴァの力は?伏兵はあの馬?〜レース本番想定してみた〜

阪神JFは人気決着しない?リア差し切れる?ウーマンズはイン突き?クラヴァの力は?伏兵はあの馬?〜レ

記事を読む

チャンピオンズCで勝つのはインティか?それとも3歳クリソベリルか?古馬のゴールドドリームか?〜上位馬診断〜

チャンピオンズCで勝つのはインティか?それとも3歳クリソベリルか?古馬のゴールドドリームか?〜上位

記事を読む

2020高松宮記念で好走する馬は内枠に集中する?リピーターレース?

2020高松宮記念で好走する馬は内枠に集中する?リピーターレース? 今年は例年以上に大混戦模

記事を読む

阪神ジュベナイルフィリーズの◎◯印大公開!!〜リアアメリア勝つ?クラヴァシュは?中内田厩舎が鍵を握る!!〜

阪神ジュベナイルフィリーズの◎◯印大公開!!〜リアアメリア勝つ?クラヴァシュは?中内田厩舎が鍵を握

記事を読む

エリザベス女王杯大的中レース回顧!!〜ラッキーライラックの勝因は?スカーレットカラーなぜ負けた?◎本命馬ラヴズオンリーユーはなぜ3着止まり?〜

エリザベス女王杯大的中レース回顧!!〜ラッキーライラックの勝因は?スカーレットカラーなぜ負けた?◎

記事を読む

有馬記念の過去5年のペースと今回の出走メンバーから勝ち馬を探す!〜アエロリットのハイペース逃げ?キセキの逃げ?それともクロコスミアか?〜

有馬記念の過去5年のペースと今回の出走メンバーから勝ち馬を探す!〜アエロリットのハイペース逃げ?キ

記事を読む

有馬記念の印大公開!!蹄鉄変えたアーモンドアイは?本格化したリスグラシューは?3歳最強サートゥルナーリアは?ジャパンC制覇スワーヴは?日本最強はどの馬だ?

有馬記念の印大公開!!蹄鉄変えたアーモンドアイは?本格化したリスグラシューは?3歳最強サートゥルナ

記事を読む

ジャパンカップは金子オーナーのワグネリアンが好走する!!〜平成を賑わせたディープインパクト&キングカメハメハ追悼に感謝と熱い思いを乗せて〜

ジャパンカップは金子オーナーのワグネリアンが好走する!!〜平成を賑わせたディープインパクト&キング

記事を読む

カテゴリー

最近のコメント

アーカイブ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

2020高松宮記念は不良馬場で荒れる可能性あり!混戦を制するのはこの馬しかいない!!

2020高松宮記念は不良馬場で荒れる可能性あり!混戦を制するのはこの

2020高松宮記念で好走する馬は内枠に集中する?リピーターレース?

2020高松宮記念で好走する馬は内枠に集中する?リピーターレース?

2020チューリップ賞は賞金を見れば的中できる!!

2020チューリップ賞は賞金を見れば的中できる!! は

2020中山記念を勝ちにきてるのはどの馬だ?ダノンキングリーかウインブライト?自己ベストのインディか?

2020中山記念を勝ちにきてるのはどの馬だ?ダノンキングリーかウイン

2020中山記念の立ち位置を理解しよう!

2020中山記念の立ち位置を理解しよう! 中山記念の立ち位置と

→もっと見る

error: Content is protected !!
PAGE TOP ↑